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寝ている間の癖の治し方【睡眠Q&A】

寝ている間の癖【睡眠Q&A】

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2022.07.27放送

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寝ている間の癖の治し方

 本日は【SLEEP CONCIERGE】のコーナー届いた質問、メッセージに対して
眠りのスペシャリストがお答えしたQ&Aをご紹介♪

Q.寝る時に白目で寝てしまう癖があって…寝顔を見られるのが恥ずかしいです。
今度友人と泊りの旅行に行くのですが、白目で寝る癖を治す方法ってありますか?

A.本来備わっているはずの脳の制御が緩んでしまうほどのストレスや過労状態の可能性があります。

ただ、昔からの癖である上に家族にも同じタイプの人がいる場合は残念ながら遺伝の可能性が高いです。

■寝ている時の癖について

白目の他にも寝相、寝言、歯ぎしり、口が開いている…などの相談をいただきますが、
寝相や寝言は子どもの頃はひどくても20代半ば頃で落ち着くと言われています。

大人は寝返りの際にも体幹部分よりも先にまず手足で安全確認を行ってからそこへ動きます。
大人になるとベッドから落ちなくなるのは、これが理由なんです。

本来、無防備になってしまう睡眠中に危険がないように制御されているはずが、
機能していないということはストレスや過労状態にある可能性があります。

■目が開く癖の対処法

ストレスや過労状態にあるわけではなく、昔から目が開く癖がある人は遺伝の可能性が高く、
親兄弟も同じタイプなことが多いです。

ただ、物理的に目が大きい場合は恥ずかしいというよりもドライアイの心配もあるため、眼科で相談してみてください。

そうでない場合に出来ることとしては、

・まぶたをあたためてリラックスさせる

・日中から目を酷使しないようにする

などがあります。ぜひお試しください!

また、最終手段として「アイマスク」を使用する方法もあります。
薄いアイマスクの内側にシルクニットなどの生地を当てて蒸れにくくするなどの工夫をするのもオススメです。

■その他の癖の対処法

歯ぎしりや口が開く人は、かみ合わせや呼吸系に関係していることがあります。
歯科や医療機関などへ相談してみてください。

その他、大人しく寝るために出来そうな対処法は、睡眠環境を整えること!


【暑くしないこと】

→暑いと大きく動いて敷きふとんとの接地面の蒸れを解消しようとするので【24-28℃】を目安にして、
 パジャマや敷きパッド類は吸湿性や通気性の良い素材を使用してみてください。


【まぶしくなく、うるさくない】

→覚醒するほどでない刺激の場合、グッと顔をしかめたり掛けふとんを巻き込んだりして対抗してしまうため、
 出来るだけ刺激が少なくなるよう工夫してみてください。

■最後に

無意識化での睡眠中、出来るだけリラックスして穏やかな姿でいられるように、
快適な環境づくりを意識してみてはいかがでしょうか?

出来るところから少しずつ取り入れてみてくださいね!

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