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睡眠の正しい知識|運動のタイミング・眠るときの服装・寝室の明かり・眠れない時の対処法

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.09.01放送

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9月になりました!

9月3日は"ぐっすり"の語呂合わせで「秋の睡眠の日」でしたね!
この「秋の睡眠の日」は睡眠に関する正しい知識の普及・啓発を目的に10年前に制定されました。
そして「秋の睡眠の日」の前後1週間は「秋の睡眠健康週間」とされています。

この機会に【正しい睡眠の知識】を身につけませんか?

 

◆運動をするおすすめのタイミング

より良い睡眠のためには「朝の運動」より「夕方の運動」が良いとされています。

その理由は、体温のリズム的には「夕方」の方が体も動きやすく、メリハリがつくので寝つきにはとても良いとされているからです。

しかし「朝の運動」がダメというわけではありません。
朝の運動は、外で太陽光を浴びながらの軽いものであれば体内時計のリセットに繫がるので良い効果が期待できるといわれています。

 

 ◆眠るときの服装

おすすめはもちろん「パジャマ」です。
パジャマは睡眠用の作られた衣服なので、汗や寝返りにも対応できます。
更に、これから寝るぞ!という気持ちの切り替えにもなります。

しかし、夜間に災害など何かあったときに、ためらわず避難行動をとれる「ちょっとした外出もできる動きやすい服」をパジャマにしている方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方は是非、汗をしっかり吸ってくれる素材の衿元がつまっていないゆったりしたもの(寝返りや眠りを妨げないもの)で、安心感が得られる衣服を選んでみてください。

 

◆就寝時の明かり

睡眠の質の良さでは、部屋の電気を消して真っ暗な中で眠りにつくことが理想とされています。

しかし、真っ暗であることが不安な場合は視界に入らない位置に、うっすら物の輪郭がわかる程度の明かりを置いておくことをおすすめします。

 

◆ふとんに入っても眠れない時

ふとんに入ってもなかなか寝付けない時は一度ふとんを出ることをおすすめします。
その理由は、ふとんの中が嫌な場所と記憶されないようにするためです。

その際眠りを妨げないよう、照明やスマホの明かりなどによる刺激を最小限にするよう意識してください。

 

《ふとんから出たくない場合》

ふとんの中で「筋弛緩法(きんしかんほう)」を試してみてください。

全身に力を入れて5秒キープし、息を吐いて脱力、これを数回繰り返します。
そのあと深呼吸を取り入れるとさらにリラックスに繫がります。

 

【睡眠の正しい知識】について4項目を挙げましたが、
結局どっちが正しいの?というものばかり…。

睡眠に良い・悪いは一概には言えないことが多いため、何が自分にあっているのか、自分で試してみるのが一番とされています。

毎日の習慣や当たり前になっていることを敢えて、変えてみることで、自分の睡眠を見つめ直すことが出来るかもしれません。

「秋の睡眠の日」にちなんで、この機会に考えてみませんか?