ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2021.11.17放送
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11月20日は【毛布の日】
日本で毛布が初めて生産されたのが明治20年であることにちなみ、日本毛布工業組合が制定しました。
本日は毛布の日にちなんで【毛布】についてピックアップしていきます。
◆毛布はふとんの外か?内か?
実は一概にどちらが正解とは言えず
「毛布の素材によって使い分ける」が正解です。
ただ、あたたまった「ふとん熱」を逃がさないようにふとんの上に掛けて「蓋の役割」を持たせると、より効果的になると言われています。
◆毛布と羽毛ふとん
羽毛ふとんには「軽い毛布」で「熱が逃げないように蓋をする使い方」がおすすめです。
まず、毛布には1枚ものの軽い毛布(ニューマイヤー毛布)と2枚合わさった重たい毛布(2枚合わせ毛布)があります。
羽毛ふとんは軽くて体の熱であたたまった空気を沢山含むことであたたかさを感じるという特徴があるため、
ふとんの中の空気の層を潰さないためにも、比較的軽い毛布を組み合わせることをおすすめします。
ちなみに重い毛布の場合は、羽毛ふとんの上に乗せると、嵩が減って保温力が落ちてしまい、また内側で使用しても熱の伝わりがスムーズにいかないために羽毛の良さを生かしきれず、保温効果はイマイチになってしまいます。
毛布の良さを最大限に活かすには、ふとんとの相性が大切です!
◆毛布を内側に使ってふかふかを満喫したい!
その場合は、毛布の素材に注目しましょう。
天然繊維の毛布は吸湿性もあり、ふとんに入った瞬間のひんやり感を軽減するだけでなく、ふとんの内の環境を蒸れにくく保ってくれます。
化学繊維は、天然素材よりも蒸れやすいものが多いですが、色んな加工ができるので鉱石を練り込んで保温力をあげたものや、極細の糸を使った滑らかなものなど様々な種類があります。
そういった毛布を使う場合は、より体に近いパジャマを吸湿性のいいものにしておきましょう。
内側、外側のおすすめの使い方をご紹介しましたが、
お好みの使い方で使っていただくことも大切です!
外側で使っていたけれど、内側で使ってみたらとてもよかった…!などの発見があるかもしれません。
是非この機会にお試しください♪
毛布は頻繁に洗うのは大変ですが、少なくともシーズンが終わった時には洗うようにしましょう。
毛足が乱れたり、風合いがかわった時は 洋服ブラシで毛足を整えてあげると復活することもあります。
「毛布の日」をきっかけに毛布の見直しをしてみませんか?