寝具の選び方
ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2023.9.20放送
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ふとん選びのポイント
9月も後半に入りましたが、まだまだ残暑が厳しく、「冬ふとん」などはまだ考えられないかもしれません。
しかし、頻繁に買い替えるものでもないアイテムだからこそ、しっかり検討する時間が必要です。
寒くなってから焦って選んで後悔...ということにならないように、今シーズンの「冬ふとん」を一緒にチェックしていきましょう♪
◆お手持ちのふとんの状態確認
まずは、お手持ちのふとんが今シーズンも使えそうかチェックしてください。
愛着のあるふとんは、できればずっと使っていたいものですが寿命がやってきてしまいます。
分かりやすく破れたりはしていないけど、そろそろ寿命かな・・・という目安は、年数でいうと、掛けふとんで5年、敷きふとんは羊毛で3年、ウレタンで5年くらいと言われています。
ふとんの「状態」でいうと、
まずは"へたり"
掛けふとんだと、あたたかさが減ってきたとか、敷きふとんだと、底つき感がでてきたなと感じる場合は、中の詰め物がへたり、ボリュームがなくなっている状態です。
つぎに"かたより"
平らな場所に置いて、詰め物がかたよって「だま」になっていないかチェックしてみてください。よく乾燥させてみても戻らなければ、残念ながら機能は低下している証拠です。
そして"よごれ"
掛けふとんの襟元や敷きふとんの裏面をチェックしてみてください。
汗染みや黒カビがないかを、夜の寝室だと気づきにくいこともあるので、明るいところで確認してみてください。
これらに当てはまっていても、羽毛や真綿、綿のふとんは、打ち直しが可能なものもあります。
ただ、1枚ずつ仕上げるため打ち直しは1ヵ月以上かかるので早めに依頼してください。
◆寝具選びのポイント
冬ふとんをチェックしてみましたが、結果、もう買い替えた方がいいなという場合は、単純に同じようなものを選ぶ前に参考にしてほしいポイントがあります。
ご自身の体格や体質、寝室環境、使用条件などは変わっていませんか。
暑がりなのか寒がりなのか、また暖房器具を使うかによって、寝具に必要な保温性がかわってきます。
たくさん空気を含めるものが保温性が高いといえるのですが、とにかく保温性の高いあたたかい寝具にしておけば、部屋をあたためなくてもいいという訳ではありません。
健康のための理想は、お部屋をある程度あたたかく保ち、ふとん内部の快適性を保つことです。
そのため、冬ふとんに吸湿性のある天然素材のカバーやケットを組み合わせることもおすすめです。
体に近いアイテムとなるので、ぜひ肌触りのよさも重視して選びたいですね。
また、おふとんをこまめに干せるのか、丸洗いしたいのか...といった使用条件でも向いている素材がかわります。
おふとんには、取扱説明書がついているとは思いますが、せっかくなら知識のある販売員さんのアドバイスも参考にしてみてください。
自分の好みや条件などを伝えて、販売員さんに相談しながら一緒に決めてもらう。
これが一番良いおふとんに出会える近道かもしれません。
当ショップでは、商品の違いやお客様のお悩みにお応えするため、メールまたはLINEのチャットサービスでお問い合わせやご相談を受け付けております。
気になったことやご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
是非この機会にお手持ちのおふとんをチェックしていただき、買い替えをされる場合は、ご自身にあったものを探してみてください!(^^)!
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