ぐっすり眠る方法について【睡眠Q&A】
ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2023.6.28放送
-----------------------------
ぐっすり眠る方法
本日は【SLEEP CONCIERGE】のコーナーに届いた質問、メッセージに対して
眠りのスペシャリストがお答えしたQ&Aをご紹介♪
Q.よく寝たー!と感じる日がほぼありません。
若い頃は、よう寝たなぁ~と感じたのですが、比較的、毎日しっかり働いて食事は昼と夜の2食、昼寝はしないタイプです。
よく寝た~と言葉にするといいと以前おっしゃっていたような...
ぐっすり寝たいのですが、瞑想とかも効果的なんでしょうか?
A.まず、よく寝たと感じないのは、不眠のタイプでいう「熟眠障害」に該当します。
ずっと続いていて、日常生活に支障があるようなら立派な不眠なので、医療機関にご相談してみてください。
寝つきが悪い、目が覚めるだけが不眠ではないのです。あとは、無呼吸の心配がないかもチェックしてみてください。
■起床時の暗示作戦
病気のレベルではないとすれば、「よく寝た~」と声に出して暗示にかける作戦!
この作戦は以前にも紹介しましたが、恥ずかしがらずに続けてみてください。
顎を動かし、呼吸も深くなるので目覚めもよくなります。
ちなみに、この暗示作戦は、子どもを起こす時に「よく寝たね~」という声掛けでも使えます。
しかし、これは小手先なので、すっきりとした目覚めとぐっすり感を目指しましょう!
■睡眠前のおススメの行動
瞑想なども眠る前の行動としてはOK!出来るだけ刺激をカットして、リラックスするのは正解。ゆったりとしたヨガなら、ストレッチにもなるし、呼吸も深くなるので一石二鳥です!
他にも、スマホは見ないとか、部屋を早めに暗くするとか…出来そうなことから取り組んでみてください♪
本当は、もう少し早い段階から取り掛かるとより効果があり、夕方以降にお風呂につかったり、軽い運動をしたりすることで、体温に変化をつけてみましょう。
■朝食時にタンパク質
もっと言うなら、朝にタンパク質を取ってください。それを材料に夜の睡眠ホルモンは作られるので、朝食も大事です。
朝食を食べる習慣がないのであれば、牛乳やヨーグルト、魚肉ソーセージ、味噌汁など簡単なものから取ってみてください。
特に、夏は朝食をとらないと熱中症のリスクも上がるので何かしら食べた方がいいでしょう。
■睡眠時の環境
環境的に見直すのであれば、静かで暗く、暑くも寒くもないこと。
それに加えて、寝るときの格好はどうか…。
締め付けのない服装で寝ることはもちろん大切ですが、逆に何も着ていないのもよくありません。
目が覚めるほどでなくても、外気の温度変化は刺激となります。
音や光、扇風機の風が直接あたるなど、刺激が常にあると体は反応しているので、
眠りに集中できず、寝た気がしない・・・となりやすいのです。
サプリやアロマでも合うものはあると思いますが、まずは生活習慣や寝室環境を整えることから着手してみてください。
出来るところからでいいので、少しずつ取り入れてみてくださいね♪