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光が与える様々な影響について

光が与える影響について

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2023.6.21放送

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光による身体への影響

今日は、一年で最も日が長い日、「夏至」ですね。
京都市内では朝は443に日の出、夜は1915に日の入りとなっています。

7時頃でもまだ明るいな~と感じるこの季節ですが、太陽のエネルギーがどれだけ大きなものか、改めてみていきたいと思います。

先日のブログで梅雨の季節の紫外線も要注意・・・というお話をしましたが、太陽のエネルギーは、「紫外線」「可視光線」「赤外線」といった”光エネルギー”として地球に届いています。

◆人工照明と太陽光の明るさ

明るさを表す単位は「ルクス」という単位で表現されます。
例えば...

・寝室「10~30ルクス」
・明るいオフィス「400~500ルクス」
・プロ野球のナイターの内野だと「2000ルクス」

こういった数値になります。

この人工照明に対して、太陽光はというと...
真夏の快晴時のお昼12時、正午の時点で、なんとおおよそ「10万ルクス」!!!!!
冬の曇りがちなお天気の時でも「1万ルクス以上」と桁が違います!

この数値だけでもすごいエネルギーだなと感じますよね。

◆光が与える睡眠への影響

この凄まじい太陽のエネルギーは当然私たち人間も影響を受けていて、睡眠に対しての影響をみると、夏は冬に比べて睡眠時間が短くなる傾向がみられます。

十分に睡眠時間をとれている方は、それほど気にすることはない範囲ではあります。
しかし、睡眠時間が6時間しかとれていないようであれば、覚醒刺激である「光」をしっかり調整することも意識してください。

部屋に入る光の調整であれば、遮光カーテンがおススメです。

◆体内時計を整える

朝に入ってくる光は、体内時計にとって大事な情報にもなります。

朝日を感じることによって、体の中にあるたくさんの小さな時計たちをメインの時計と揃えることができ、時差ボケのような状態にならないように調整してくれます

一つの体なのに、体内時計がバラバラな状態になってしまうと、「全身がだるい」「集中力が続かない」「落ち込みやすい」「おなかの調子が悪い」
といった心身の不調をまねくこともあるので、”光を浴びなさすぎ”というのも注意が必要です。

◆太陽と月の光による影響

先日、日本人の多くが「ビタミンD不足」というニュースがありましたが、ビタミンDは食事だけでなく、太陽光にあたることでも生成される栄養素で、骨を丈夫にしたり、不安の軽減といったメンタルヘルスにも関わっていたりします。

太陽光は様々なものに影響を与えています。

ここまでは、太陽の光だけをピックアップしてきましたが、実は太陽だけでなく、「月の光」も影響を及ぼすことがあります。
満月の夜は普段と比べ、うまく眠れなかったと報告する人が増えるようです。

月の光も睡眠に影響を与えているのですね。

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今月は気象病の影響も紹介していましたが、よい睡眠をとろうと生活習慣や嗜好品、寝室の環境など丁寧に整えても大きな自然の力には勝てないこともあります。

睡眠に悩んでいらっしゃる方は、うまく眠れない日があったとしても、そんな日もあると、気にし過ぎないことも大切です♪

もし気になる方は、1週間を振り返ってみて、よく眠れた日の方が多かったな・・・というくらいを目指してみてください!!

これからの季節の太陽光は、浴びすぎも浴びなさすぎるのもよくないので、上手に付き合っていきたいですね (^o^)丿


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