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寝具の選び方

寝具の選び方

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2023.3.1放送

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 寝具選びに重要なこと

◆寝具選びの4つのポイント

4月まであと1か月となり、春からの新生活に向けて忙しく準備を進められている方も多いのではないでしょうか?

その中でも毎日使用する「寝具」体調や生活の質に直結してくるので、しっかりと自分の基準をもって選んでいただきたいものです。

そこで本日は、「寝具選び」に重要な4つのポイント

・あたたかさや快適さ

・手入れの簡単さ

・価格やお値段

・収納や引っ越しやすさ

に注目してみたいと思います。

◆「あたたかさや快適さ」

1つ目のポイントは「あたたかさや快適さ」です。

春から使い始めるのであれば、真冬の想定はすぐにはいらないので、シーズン毎に上手に組み合わせてみることをオススメします。

まず、春や秋用の「合掛けふとん」を、そしてあたたかくなってきたら夏用のうすい「肌掛けふとん」を準備し、真冬にはその2枚を重ねて使用する。
こうすると季節をまたいで長いシーズンに対応できます。

また、掛けふとんの中には「羽毛ふとん」「羽根ふとん」がありますが、この2つは別物です。

膨らみの出るタンポポの綿毛のような羽毛(ダウン)が全体の50%以上入ったものを「羽毛ふとん」、嵩の出にくい小さな羽根(フェザー)が50%以上入ったものを「羽根ふとん」といいます。

ボリュームがあってあたたかいのは「羽毛ふとん」なので、間違えないように注意してくださいね。

その他にも価格は高くなりますが、シルク素材のカバーやシルクから出来た「真綿」のおふとんは、湿気をコントロールしてくれるので、ふとんの中を快適に保ってくれます。

◆手入れの簡単さ

2つ目のポイントは「手入れの簡単さ」です。

例えば、手入れが簡単な敷きふとんとしてウレタン素材のものや糸状の樹脂を固めたものが挙げられます。

これらの敷き布団は、干す必要がなく、立てかけて風を通すくらいの手入れで充分だったりするので、お手入れが面倒な方にオススメです。

また、「カバーやシーツ」汗や皮脂を直に吸収するので面倒でも月に2回程度お洗濯をすると気持ち良くご使用いただけます。

シワを伸ばす手間を省きたい場合は”シワになりにくい加工”がされたものを、
洗い替えを持ちたくない場合はすぐに乾く”吸水速乾性”があるものを選んでみて下さい。

◆価格やお値段

 3つ目のポイントは「価格やお値段」です。

価格の安さを優先すると、ポリエステル素材のものがまず候補になると思います。

ポリエステルは、丸洗いが出来たり、虫食いの心配がないなどのメリットもありますが、ムレやすいという特徴もあるので、肌に近いアイテムとしては避けた方がいいとされています。

特に肌に近い「カバーやケット類」は素材もチェックして多少の価格の差であれば綿(めん)などの天然素材が入っているものがオススメです。

◆収納や引っ越しやすさ

最後4つめのポイントは「収納や引っ越しやすさ」です。

例えば、模様替えが好きな方引っ越しが多い方はベッドがあると大変なので、敷きふとんにすると楽に行えます。

※敷きふとんにする場合、フローリングに直に敷くとカビが生えてしまうので、すのこ除湿シートは必ず準備をしてください。


羽毛ふとんはよく膨らむので、保管する際に圧縮したくなるかもしれませんが、中のダウンが損傷してしまうと再度膨らまない可能性があります。

圧縮して保管をしたい場合は中の空気を抜ききらないか、他の素材を選ぶことをオススメします。


一般的に、

・掛けふとんの寿命は「約5年」

・敷きふとんの寿命は羊毛なら「約3年」、ウレタンなら「約5年」

とされているため、その期間を超えて使用していると機能が低下しはじめる可能性があります。

学生さんなど、そのあたりの期間でまた引っ越す可能性がある場合は処分のしやすさも考慮しておくといいかもしれません。

また、地域によって気候や住宅環境が変わり、寝具や睡眠事情が異なることもあります。

遠方へのお引越しの場合は現地のおふとん屋さんで相談しながら決めることもオススメです。

 

新生活を快適にスタートできるよう、
以上の4つのポイントを意識しながら自分に合った寝具を選んでみてくださいね!!

 \新生活にオススメな寝具はこちら!/

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