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ふとんの役割と寿命

ふとんの役割と寿命

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2022.10.12放送

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大切な睡眠を支えるふとん

秋になり、徐々におふとんが恋しい季節になってきました。
そんな秋真っ只中の10月10日は、「ふとんの日」でした。

人が健康を維持するために大切な睡眠を支えるふとん。
そのふとんの知識の普及を図り、ふとんを通して健康な睡眠について考えてもらう目的で制定されました。

そこで、今回はふとんについて見ていきたいと思います。

◆ふとんの役割

<保温>

睡眠にとっての寝具の役割はいくつもありますが、その中でも大切な役割は体温調節のための「保温」です。
眠りに入ると体温調整機能が低下するので、それを補ってくれているのが寝具なんです。


<体圧分散・姿勢保持>

また、痛みを感じることなく眠りが安定するように、敷きふとんには「体圧分散」や「姿勢保持」の役割があります。


<安心感>

長年使っているふとんなどの寝具は、慣れていくことで、自分の肌にもぴったりフィットしてくれて
大きな安心感を与えてくれるアイテムでもあります。
馴染んでくることが、安眠にも繋がっているような気がしますよね。    

◆ふとんの寿命

だんだんと馴染んできたお気に入りのふとんは、出来ればずっと使用していたいかと思いますが、
ふとんには寿命がやってきてしまいます。

分かりやすく破れたりはしていないけれど、そろそろ寿命かな…という目安は、
年数で言うと<掛けふとんで5年><敷きふとんは羊毛で3年・ウレタンで5年>ほどと言われています。

また、ふとんの状態によっても寿命は確認できます。

<へたり>

掛けふとんの場合はあたたかさが減ってきた、 敷きふとんの場合は床つき感が出てきたな…と感じたら
中の詰めものがへたってしまい、ボリュームがなくなっている状態です。


<かたより>

平らな所に置いてみて、詰めものがかたよって"だま"になっていないかチェックしてみてください。
よく乾燥させてみても戻らなければ、残念ながら機能は低下している証拠です。  


<よごれ>

汗染みや黒カビがないか、 掛けふとんの衿元や敷きふとんの裏面をチェックしてみてください。
夜の寝室だと気付きにくいこともあるので、明るい所で見てみてください。


羽毛や真綿(まわた)、綿(めん)のふとんは打ち直しが可能なものもあります。
本格的に寒くなる前に、このまま使っていけそうか、買い替えた方がいいのかを点検しておきましょう。

◆寝具選びのポイント

季節の変わり目に寝具の買い替えを検討している方も多いかと思いますが、寝具選びのポイントも改めてみておきましょう。

寝具選びは、体格や体質、寝室環境、使用条件が人それぞれ異なるので、口コミは参考程度にしておいた方がよさそうです。
自分は暑がりなのか寒がりなのか、また暖房器具を使うかによって寝具にどれくらいの保温性を求めるのかが変わってきます。

理想は、
お部屋をある程度あたたかく保ち、
寝具にはそこそこの保温性があるものと、
吸湿性のある天然素材のものを組み合わせて快適性を高める
ことです。

しかし、あまり干したり洗ったりをこまめにできないかもしれない…という方は、
お手入れが簡単な素材を選ぶようにしてみてください。

特にポリエステルはすぐに乾く素材なので、洗濯もしやすく、虫が付きにくいというメリットがあります。
敷きふとんでは、ウレタンだと日に干す必要がなく、部屋で立てかけるくらいのお手入れで済みますよ。

その他にも、価格や収納スペース、引っ越しを前提としているかなど、自分の条件を伝えてお店の方に相談しながら
一緒に決めてもらうのもオススメです。

ねむりのアトリエOnlineSHOPでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください♪
<お問い合わせはこちら>

 

朝起きた時に、首や肩がこっている、腕がしびれている、腰が痛む、嫌な汗をかいている…
そういったことがあれば、この機会にぜひおふとんを見直してみてはいかがでしょうか?