株式会社ロマンス小杉公式

疲労や寝不足のサイン

疲労や寝不足のサイン

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2022.05.18放送

--------------------------

意外と気付かない疲労や寝不足

今回は、忙しくしている方こそ注意をしたい「疲労や寝不足のサイン」についてみていきたいと思います。

疲労や寝不足が慢性的になっていると、もしかしたら気付くことも出来ていない…そんなこともあるかもしれません。

ご自身に当てはめて、是非チェックしてみてくださいね!

■集中力や免疫力の低下

・うっかりミスが増えた

・風邪をひきやすくなった

上記の2点に心当たりはありませんか??

「寝不足」と一言でいっても、必要な睡眠時間は人それぞれ
それでも成人なら6時間半~8時間のあたりにほとんどの人が当てはまります。

寝不足に関する調査では、毎日少しずつでも睡眠が不足するとその分のダメージが蓄積し、ミスが増えていくことが分かっています。

蓄積したダメージは1日や2日長く寝たからといって取り戻すことも難しく休日の朝寝坊はリズムが乱れ、さらに時差ボケのようなダメージも負うことになってしまう恐れがあります。

また、「7時間睡眠」の人に比べると、それより短い「5時間未満睡眠」の人は4.5倍も風邪をひきやすくなるそうです。

■体臭の変化

疲労や寝不足は、体にとってみるとストレスで無理をさせている状態交感神経が優位な状態になります。
その状態が、体臭も気になるものになりやすいとされています。

汗や唾液の分泌には自律神経の働きが関わっており、ストレスなどで乱れるとうまく働かなくなることがあります。

汗や唾液はサラッとした状態の場合は本来それほど匂わないものではありますが、
「固唾を飲む」という言葉があるように、ストレスなどで交感神経が優位な状態だとネバついたものになり、においが強くなりがちになります。

■その他のサイン

<睡眠中のサイン>

また、眠っている間というのは、ある程度脳の制御は残っているものですが、疲労が強いとその制御がゆるんできます

すると、いびきの悪化ベッドから落ちる、ということが起こり得ます。
さらに不規則な生活もしていると金縛りのリスクも上がってしまうと言われています。


<日中のサイン>

その他にも、寝不足が続くと脳からの SOSとして「マイクロスリープ」という現象が起こることもあります。

この「マイクロスリープ」とは数秒から数分のごく短い居眠りのことで、慣れた作業退屈を感じている場面で起こりやすくなります。

うっかりミスや事故の原因にもなり得るので、「ハッ!今寝てたっ!」といったことがあれば要注意です。

■最後に

いかがでしたか??

疲れや寝不足は、意外と自分では気が付かないことがあります。
いつもの調子と少し違うな…と感じたら、うっかりミスなどを起こす前にお昼寝を積極的に取ってみてください!

お昼寝は、働き世代なら10~20分高齢者なら30分以内の仮眠を午後の早いうちにとることがおすすめです。

寝すぎるとメインである夜の睡眠の質を下げてしまうので、ほどほどにするなどの工夫をしてみてくださいね!