株式会社ロマンス小杉公式

睡眠時にふとんを脱いでしまうことへの対処法【睡眠Q&A】

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2022.01.26放送

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 本日は【SLEEP CONCIERGE】のコーナー届いた質問、メッセージに眠りのスペシャリストがお答えしたQ&Aをご紹介♪

Q.寝相が悪くて眠っている時にふとんを脱いでいるようで、寒くなって夜中に目が覚めます。
 しっかりした掛けふとんで寝ているのですが…。
 何か解決策があったら教えていただきたいです。

A.寝相の他にもいくつかの原因が考えられます。

 ・寝具・寝巻の素材
 ・寝具の重量
 ・寝室環境      など

 ■寝具・寝巻の素材

単に熱いだけであれば手足を出すだけでも良いのですが、
ふとんの中のこもった蒸れ感は大きく動いて空気を入れ替えないと不快さが解消されないので、
ふとんを剥ぐことに繋がってしまいます。

ポリエステルやアクリル吸湿性が低く、じんわりと汗をかく睡眠時に肌に近いところで使用するのには向きません

綿・麻・シルクのように吸湿性に優れたものが理想です。

■寝具の重量

重さのある寝具を使用していると、重さが負担になっていることもあります。

軽い羽毛ふとんにしたり、毛布ケットまとわりつきの良いくしゅくしゅしたものにしてみては。
特に、つるつるしていなくて滑りにくい綿素材がオススメです!

■寝室環境

<湿度>
1年を通して50%前後

<室温>
睡眠を維持するためには最低でも13℃、良質な睡眠には16℃以上、健康面での推奨は18℃

寝室環境を整えて、寝具は快適さを優先してみるのも良いかもしれません。

■敷きふとんの硬さと位置

敷きふとんやベッド適度な硬さの場合は寝返りがしやすくて良いのですが、
硬すぎる場合には同じ姿勢がとり続けられずコロコロと動き、落ち着かない眠りになってしまいます。

敷きふとんやベッドが硬すぎないかチェックしてみてください!

また、寝ている間にふとんがベッドから落ちている場合は
・両サイドにふとんが垂れるようにベットと壁の隙間が十分か
も併せてチェックしてみてください。

 

寝相は無意識なので改善することは難しいですが、睡眠時無呼吸症鼻づまりといった息苦しさからもがいていることもあるので、可能性がある場合には医療機関へ相談してみましょう。

もし夜に深酒をしている場合はまずそれを控えるなど、出来るところから少しずつ試してみてはいかがでしょうか。