ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2021.11.10放送
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旅先ではよく眠れますか?
「枕が変わると眠れない」というように、旅先ではよく眠れないという方も多いかもしれませんが、逆によく眠れるという方もいらっしゃるそうです。
本日は【旅先でよく眠れる】要因について考えていきましょう!
◆ヘルシー・ツーリズム
これは【ウェルネス・トラベル】とも言いわれる「観光を兼ねた健康のための旅行」です。
例えば温泉旅行…。
昔から病気治療が目的の温泉利用は【湯治】として行われてきました。
日常生活から離れた自然豊かな場所で過ごしたり、地元でとれたものを美味しくいただいたり…ストレスからうまく眠れない方にはプラスになると言われています。
また、旅先で感じる開放感は、住み慣れた土地を離れて違う環境に身を置き療養する「転地療法」等にも近く、短い時間ではあるものの、リフレッシュが効果的に働くかもしれません。
◆ストレスホルモンの影響
旅行の日や楽しみなことがある日は、いつもと同じ仕事や学校の日と違ってスッと早起きできませんか?
これは朝方に出るホルモンの影響だと言われています。
このホルモンは【ストレスホルモン】とも呼ばれ、普段規則正しい生活をしていると、起床に向けて体の負担が少ないように整える働きをしています。
しかし「早く起きたい!」という気持ちが強いと、それに合わせて早起きを促すように分泌されるのです。
早起きをすることで、太陽の光を十分に浴びることができるので、リズムを整える【睡眠ホルモン】への刺激にもなります。
その他、旅行中は運動量が増えるため、程よく疲れてその日の寝つきを良くしてくれる、ということも考えられます。
旅行はいつもと違う空間、いつもと違う寝具で
いつもと違う睡眠を体験できる機会でもあります!
どんな寝具が自分に合っているのか、合っていないのかを気づくきっかけにもなるかもしれません!