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睡眠と夢の関係性について

睡眠と夢の関係性

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2023.7.12放送

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夢について

皆さん、昨晩は夢を見ましたか?
実は、夢を見ていないという人も見ていない訳ではなく覚えていないという表現が正しいそうです。

思い出したと思ったらすぐ忘れたり…逆に強烈な印象を残したり…
見た夢を振り返る感覚って、どこかちょっと不思議な感じがします。

「どうしてこんな夢みるんだろう?」とか「なにかの予兆かな・・・」など、少し神秘的にも感じたりしますが、
「夢」というのは、日本では古代から“神さま”や“仏さま”、はたまた“霊”といった異界の存在と繋がれるものだとされていました。

それが転じて江戸時代になると、夢の解釈を占いのようにして娯楽の要素が強くなっていきます。

◆睡眠と夢の関係

睡眠と夢は切っても切れない関係性がありますが、「夢の働き」についてもいろんな解釈がされてきました。

現在、おそらく夢の働きと考えられているのは、「記憶情報の整理と固定、それに伴う感情の処理」

そして、夢と関わりの深いのが「レム睡眠」という眠りです。

この「レム睡眠」を、ほとんどとれないようにコントロールされたマウスは、通常のマウスより記憶力が悪いことがわかっています。

◆怖い夢を見る原因

さて、夢の話というと・・・皆さんから「怖い夢・悪夢」についても質問をいただくことがあります。

個人によって怖いと感じる夢の傾向は違いますが、気分がよくないという意味では、ストレス不安、夏は「怪談」「ホラー映画」といったものが風物詩でもあるので、
日中そういう情報が記憶として頭に入っていると、やはり夢に反映される確率は高くなるようです。

ちなみに、睡眠の質を悪くする「夜食」「寝酒」といったものも、悪夢の原因になることがあります。

さらに、寝ている時の周囲の状況も、情報として夢に組み込まれることがあるので、ちょうどこれからの季節、
「不快感」を引き起こす熱帯夜の寝苦しさは注意したいですね。

リアルだけど現実では起こりそうもない、荒唐無稽なストーリー展開ではあるが、自分で見る夢の中では妙にリアルに感じることから感情も動かされます。

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いい夢を見るためには、日中のストレス解消だけでなく、出来るだけ規則正しく生活することや寝室環境を整えることもポイントになります。

普段の生活習慣や寝室環境を整えて、いい夢を見ましょうね♪

 


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