質の良い睡眠のとり方
ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2022.02.09放送
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質の良い睡眠のためにおさえておきたいポイント
不眠症でもなく、いつも通りに眠れているという方がほとんどかと思いますが、「質の良い睡眠」はとれていますか?
目指すべき質の良い睡眠とはどのようなもので、何が関わってくるのかについて"明確な正解はない"というのが事実ではあるのですが、今のところ是非おさえておきたいポイントは3つあります。
・体内リズムが揃っている
・規則性が保たれている
・メリハリがはっきりしている
本日はそれぞれの重要性についてお伝えしていきます
●体内リズムが揃っている
カラダにはおよそ24時間のリズムが複数あり、その中枢の”時計”は主に「光」の刺激によって調整されています。
光の刺激を受けて体温や血圧の上がり下がり、そして寝て起きてのリズムなどが揃っていきます。
光にはいろんな種類がありますが、その中でも一際影響力が大きいのが「太陽の光」です。
【太陽の出ている昼間の時間帯は活動し、夜には休息をとる】
これが身体への負担が1番小さく、リズムが揃いやすいと言われています。
●規則性が保たれている
「規則正しくいつも通り」という生活を続けると、カラダは自然と"つもり”をしておいてくれるため、
負担が少なくなり、起床がスムーズになりやすくなるそうです。
「食事」や「運動」、そして社会や人とのかかわりなどもリズムをそろえるための刺激になるので、
その時刻・リズムを大きくずらさないように意識すると質の良い睡眠へと繋がっていきます。
●メリハリがはっきりしている
睡眠には砂時計のように「しっかり起きていた分しっかりと眠れる」という仕組みがあります。
そのため、活動と休息の「メリハリ」がとても重要です。
休日についだらだらと寝たり起きたりを繰り返してしまう方も多いかと思いますが、質の良い睡眠のためにもしっかりと起きるよう意識してみましょう
睡眠は
・暑い寒いといった環境
・ストレス
・何か気がかりなことがある…
などのちょっとしたことにも邪魔されてしまいます。
1晩の睡眠の良い悪いに一喜一憂せずに、数日単位で振り返ってみるようにしてください。
「リズム」・「規則正しさ」・「メリハリ」を意識することで、
【すっと寝つけて、途中で目が覚めず、スッキリと目覚め、日中を元気に過ごせる】
という良い循環を得やすくなります。
日々の生活を少し意識して見直してみると、質の良い睡眠へと近づくことが出来ますよ!!