ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2021.4.28放送
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【SLEEP CONCIERGE】のコーナーに届いた質問、メッセージに眠りのスペシャリストがお答え♪
Q.コロナ禍の影響で在宅ワークになってから、仕事で気になることがあると「もう少し片付けてから寝ようか」と布団に入ってからも中々眠りにつけません。こういう時どうしますか?
A.①パジャマを導入する
②割り切って「朝やることリスト」だけを作る
③生活リズムを不規則にしない など
在宅ワークによる新しい生活様式で、通勤にかかっていた時間を睡眠に回せるようになったという方もいれば、睡眠が悪化したという方もいるそうです。
今まで通勤の時間や、場所の変化で自然と出来ていた【公私のON・OFF切り替え】がうまくいかなくなったことが原因のひとつかもしれません。
これから、先ほどご提案した3つについて詳しく見ていきましょう!
①パジャマを導入する
パジャマ(寝巻)とルームウェア(部屋着)を同じにしている方も多いのではないでしょうか?
そんな方には【パジャマ】を導入することをおすすめします。
睡眠儀式として『寝るためだけの格好になる』という習慣をつければ、自然と休息モードに切り替わりやすくなります。
◆パジャマ選びのポイント◆
締め付けが少なくリラックスできるもの
寝返りが打ちやすく眠りを妨げないもの
汗をしっかり吸ってくれるもの(綿素材など) など
②割り切って「朝やることリスト」だけを作る
ふとんでの考えごとは絶対NG!
「夜の疲れた頭ではいい仕事は出来ない」と割り切って「朝やることリスト」だけ作りましょう。
夜は「真夜中のラブレター」で例えられるように感情的になりやすいと言われています。
制御が弛んでいるので、ポジティブな気分だとハイテンションになって朝見返して恥ずかしいようなものが出来上がっていたり、ネガティブな気分だと心配事が止まらなくなったり…。仕事でなくてSNSでも「夜中のテンションであげない」のが賢明です。
③生活リズムを不規則にしない
朝日を浴びる時刻、食事の時刻など出来るだけ揃えることをおすすめします。
夜PC閉じる時間を決めてしまってもいいかもしれません。
夜の眠気には朝からの行動が関係していると言われています。
眠りたい時間に、いい感じにウトウトがくるように生活リズムを整えましょう!
是非この機会に睡眠習慣について見直してみませんか?