株式会社ロマンス小杉公式

お酒と睡眠|深酒や寝酒の睡眠に及ぼす影響

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.12.08放送

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12月は忘年会シーズンです。
今年はコロナの影響で会社での忘年会は実施しない、などの声も聞かれますが
お家で家族と、お友達と…なんて方も多いのではないでしょうか?

本日は【お酒】と【睡眠】について考えていきましょう!

◆お酒と睡眠

お酒を飲むと、心地よくなって思わず眠くなってしまいます。
しかし飲酒時の眠り浅くイビキもかきやすくなるという特徴があると言われています。

さらに深酒になると睡眠の質も低下しすっきりした目覚めになりにくくなります。
睡眠にもカラダのリズムにも悪影響を与えてしまう可能性がありますので注意が必要です。

また、「お酒を飲んでもひと眠りしたら酔いがさめる」と、つい感じてしまいますが、これもそう感じているだけで勘違いなのです。

眠っている間は代謝が落ちるので、むしろ起きている時より、お酒の分解は遅くなっています。
仮眠をとると頭が少しスッキリした気になりますが、アルコールは体に残っている可能性が高いので、運転や重要な判断が必要な作業には十分時間を取って取り掛かるようにしてください!

◆深酒・寝酒

ほどよい飲酒はストレス軽減血行促進等の効果が期待できると言われています。
しかし【深酒】に着目すると、実はあまり良いことがありません。

【深酒による睡眠への影響】

・眠りが浅いので、途中で目が覚めやすい
・利尿作用により「トイレ覚醒」が増える
・喉まわりの筋肉がゆるむので「睡眠時無呼吸症」であれば、イビキが悪化する など

また【寝酒】習慣化しやすく、アルコール耐性が上がるため量が増えていき、依存性のリスクが高くなります。
飲まないと眠れない!という段階にもしなっていたら、医療機関へご相談されることをおすすめいたします。

 

飲酒だけでなく、就寝時に満腹感が残っているような食べ過ぎも睡眠の質を下げ、朝になっても食欲が湧きにくくリズムを乱すきっかけになってしまいます。

年末年始は睡眠のリズムを崩す誘惑が多い時期ではありますが、飲酒も食事も睡眠を妨げないよう「ほどほどに」を心掛けて楽しみましょう!