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靴下を履いて寝るときの注意点【睡眠Q&A】

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.12.22放送

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 本日は【SLEEP CONCIERGE】のコーナー届いた質問、メッセージに眠りのスペシャリストがお答えしたQ&Aをご紹介♪

Q.最近流行りの裏ボアソックスを購入し、毎晩履いて寝ています。
ふわふわ・もこもこで、心なしか眠りにつくのもいつもより早いような気がしますが、靴下を履いて寝ると睡眠の質って上がりますか?

A.足元が暖かい状態はもちろん良いですが、その方法として靴下が良いか悪いかは条件によります。

まず、寝つきや深い睡眠には「深部の熱を逃がして体温が下がっていく」ことが重要とされています。
その放熱を担っているのが手足です。

そのため血行が良くないといけないので、キンキンに冷えているより靴下で保温するのは良いかと思われますが、注意点がいくつかあります!

<靴下を履いて寝るときの注意点>

・ゴムの締め付け

・素材

◆ゴムの締め付け
活動用の靴下はゴムの締め付けがあるので不向きと言えます。
暑ければすぐ脱げるようなゆるゆるくらいのおやすみソックスがおすすめです。

◆素材
モコモコのフリース系吸湿性が悪く、汗が肌に残ってしまうことでかえって冷えてしまうことがあります。
また綿湿気をよく吸いますが、吐き出すのが少し下手な素材です。

そこでおすすめする素材は吸湿・放湿性に優れた「シルク」です。
しかしシルクでも冷えてしまった足を覆っては効果が薄いので、お風呂の後すぐに覆ったり、足湯や湯たんぽなどであたためてから履いたりすることをおすすめします。

靴下以外では、低温やけどの心配もなくゆっくり冷めていく【湯たんぽ】で足先をあたためつつレッグウォーマーで足首を保温する等の方法などがあります。

もちろんモコモコの靴下でも寝つきが良くなったと感じているなら、今の方法を続けても良いでしょう。
蒸れが気になるようでしたら、内側に1枚薄いシルクを追加することもご検討ください。

湯たんぽがなくても、ホットのペットボトルで代用ができます。

足が冷えている自覚のない人も一度是非お試しください!