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睡眠と夢の関係|悪夢の原因

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.7.14放送

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今日は夢をみましたか?
実は、夢をみていないという人も、見ていないわけではなく、覚えていないという表現の方が正しと言われています。

本日はそんな「夢」について考えていきましょう。

◆睡眠と夢

睡眠と夢は切っても切れない関係性がありますが「夢の働き」についてもいろんな解釈がされてきました。

現在、夢を見ているときは「記憶情報の整理と固定、それに伴う感情の処理」なされていると考えられています。

そして夢と関わりの深いのが「レム睡眠」という眠りです。
この「レム睡眠」を、ほとんどとれないようにコントロールされたマウスは通常より記憶力が悪いことがわかっています。

◆怖い夢・悪夢

夢のお話になるとよく出てくるのが「怖い夢・悪夢」についてです。
個人によって怖いと感じる夢の傾向は異なりますが、気分が良くない夢は「ストレス」「不安」が原因の可能性があります。

その他、夏は怪談やホラー映画といったものが風物詩でもあるので、日中そういう情報が記憶として頭に入っていると、夢に影響される確率は高くなると言われています。

さらに睡眠の質を悪くする「夜食」「寝酒」といったものも、悪夢の原因になることがあります。
また、寝ている時の、周囲の状況も情報として夢に組み込まれることがあるので、
ちょうどこれからの季節、熱帯夜で寝苦しい環境でも怖い夢をみてしまいやすくなるそうです。

 

日中のストレス解消だけでなく、生活習慣と寝室環境を整えて、良い夢をみませんか?

 

 

おまけ

怖い夢を見た時、汗びっしょりの状態で目が覚めたなんて経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実はこの「夢が原因の汗」のかき方は、「起きている時の怖い思いや興奮した時の汗」のかき方とは別物とされています。

ポイントは【手のひらや足の裏の汗】!!
「夢が原因の汗」は手のひらや足の裏に汗をかきません。

機会があれば確認をしてみてください!
知っていると、怖い夢を見た時「あ、夢か…」と冷静になるきっかけにもなるかもしれませんね。