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「早起き」と「早起き習慣」のポイント

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.5.12放送

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 「早寝・早起き・朝食をしっかりとる」

きちんと毎日できることが理想的!…と思われますが、
実は誰にでも良いわけではなく
むしろ若者には【早起き】が負担になるのかもしれないというデータも。

本日は【早起き】【朝の習慣】について考えましょう!

 

そもそも睡眠は、年齢とともに変化していきます。

例えば、中年期以降を過ぎると、
朝早すぎる時間に目が覚めやすくなる
「早期覚醒」に悩まされる方が増えてきます。


逆に20歳前後は、体内のリズムが遅れ、
夜更かしや朝寝坊になりやすい年代であると言われています。

すなわち、早起きの得意・不得意という特性は、
怠け心や気合でどうこうできるものではなく、
主に個人それぞれが持っている
体内時計に左右されているということです。

 

しかし早起きが欠かせない人もいますよね…。 

早起きには【朝の習慣】もポイントです。

朝バタバタして、朝食を抜いたりしていませんか?
実は、食事やトイレなど朝の活動身体を目覚めさせるきっかけになります。

さらに、睡眠ホルモンともいわれる「メラトニン」は、
朝に光を浴びてから15時間後ほどで出始めます。
つまり早寝のためには早起きがポイントになり、
これが良い循環を生んでいきます。 

毎日の習慣として早起きを続けることができれば
体が慣れることはあります。

しかし、連休などで元のリズムに近い生活を送ると簡単に戻ってしまうので
早起きが苦手な人は、できるだけ休日でも同じ時間に起床することを意識しましょう。

 

早起きが得意な人・不得意な人…その多様性も認められる
柔軟な社会になるといいですね。