ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2021.03.10放送
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ご進学、ご就職または転勤…新生活に向けての準備に忙しい時期になってきました!
住むお部屋と家具、そして重要な『寝具』ご準備はお済でしょうか?
寝具選びで大切なことは『自分の条件にあったものか』です。
【寝具選びの基準になる主なポイント】
・あたたかさや快適さ
・手入れは簡単なものかどうか
・価格・値段
・収納や引っ越しやすさ などなど
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【あたたかさや快適さ】
今購入するなら、「合い掛けふとん」がおすすめです。
そして、夏に「肌掛けふとん」を追加し、真冬は2枚を組み合わせることで
季節をまたいで長いシーズンに対応できます。
他にもシルク素材のカバーやシルクから出来た「真綿」のおふとんは、
湿気をコントロールしてくれるので、ふとんの中を快適に保ってくれるためおすすめです!
~羽毛の豆知識~
『羽毛ふとん』と『羽根ふとん』
「羽毛ふとん」と「羽根ふとん」この2つは別物です。
膨らみのでるタンポポの綿毛のようなダウンが50%以上入ったものが羽毛ふとん、嵩の出にくい小さな羽根が50%以上入ったものが羽根ふとんです。
あたたかいのは羽毛ふとん!
【手入れの簡単さ】
「敷きふとん」で見てみると、
一番手入れが簡単のものはウレタン素材の敷きふとんです。
ウレタンの敷きふとんは、干す必要がなく、立てかけて風を通すくらいの手入れで十分だったりします。
汗や皮脂を直に吸収するカバーやシーツは、特にこまめなお洗濯が必要になりますが洗濯の頻度は、月に2回くらいがおすすめです。
乾きにくい素材だと、もう1セット寝具を揃える必要がでてきてしまい、
収入スペースも幅をとってしまうので
シーツやカバー類は、すぐに乾く“吸水速乾性”のものがおすすめです。
【価格・値段】
価格を優先すると、ポリエステル素材がまず候補になると思います。
ポリエステルは、丸洗いができたり、虫食いなどの心配がないなど メリットもありますが、蒸れやすいので、肌に近いアイテムでは避けた方がいいと言われています。
ポリエステル素材のものより多少価格が上がることもありますが、
カバーやケット類は綿など天然素材がおすすめです。
【収納や引っ越しやすさ】
ベッドがないと引っ越しや模様替えが楽になるので、
すぐに環境が変わる可能性がある場合は敷きふとんのほうがいいかもしれません。
ただしフローリングに直に敷くとカビがはえる可能性があるので、
すのこや除湿シートは必ず準備をしてください。
「羽毛ふとん」は よく膨らむので保管のときに圧縮したくなるかもしれませんが、
中のダウンが損傷して復元しきらない可能性があります。
圧縮して保管したい場合は他の素材が無難です。
一般的に掛けふとんの寿命はおよそ5年、
敷きふとんは 羊毛なら3年ほど、ウレタンのものでも5年くらいとなっていて、
その期間を超えて使用していると機能の低下がおこってきます。
この機会にご自身の基準をもって
寝具の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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