ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2021.02.17放送
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コロナ渦で外出を控えることで心配される「ロコモティブシンドローム」…。
厚生労働省が公表している21世紀における国民健康づくり運動、
「健康日本21」という取り組みでは、
2022年までに“ロコモ”の認知度80%を目標にしているようですが、
“ロコモ”とは何のことか、ご存知でしょうか?
【ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは】
階段の上り下りがし辛い、早く歩けないといった
運動器の障害によって移動機能が低下した状態のことで、
2007年に日本整形外科学会が提唱した概念です。
ロコモは、単に足腰が弱るだけでなく、
自立した生活を送るのが困難になることが問題といわれ
コロナで行動が制限されるなか、身体に影響があるのではと今、注目されています。
これは高齢者だけの問題ではなく、中年期から注意が必要とされています。
特に若いころから運動習慣がない人は、進行が早いことが多いとも言われています。
【ロコモと睡眠の関わり】
65歳を過ぎると3人に1人が睡眠に問題を抱えているといわれていますが、
個人差が大きく出てきます。
その差を生んでいる1つが「運動習慣のあるなし」と考えられています。
運動習慣を持つことが、ロコモ予防にも睡眠の質UPにも繋がるということ!
ロコモの原因は、運動不足、メタボ、痩せすぎ、低栄養などがあげられています。
若いから大丈夫!と思ってしまいますが、今はコロナの時代、
この機会に目を向けてみてください♪
さらに気になる人はロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトもご覧ください。