株式会社ロマンス小杉公式

睡眠とダイエット

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2021.1.6 放送

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明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ【ねむりのアトリエOnlineSHOP】を宜しくお願い致します。

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
ついつい、お腹が空いていなくても時間があると食べてしまったり、
それに加えて、寝不足も…。
体重が気になる…!なんて方もいるのではないでしょうか。


実は、食べ過ぎだけだなく、
「睡眠が満足にとれていない」ことも太りやすくなる原因になっています!


 実際、平均睡眠時間と肥満度を調べると7時間、8時間睡眠の人たちが、肥満度が低く、6時間未満の人たちが、肥満度が高いという結果も出ています。(明確なメカニズムは分かっていませんが…)

【寝不足と肥満の関係】
食欲に関係するホルモンの影響
寝不足だと食欲をUPさせるホルモンが増え、食欲を抑えるホルモンが減る。

起きている時間が長い
長い活動時間に備えて、体がエネルギーを欲することになり食欲が出る。

脳の“人間らしさを司る部位”の働きも低下し、我慢が効きにくくなる
→甘いものや食の誘惑にも負けやすい状態となり、さらに食欲が加速。

体にとってはストレスとなる
血液もドロドロになりやすく、血流も悪くなる。
 熱が体に廻らないので、体が冷えやすくなることも、太りやすさに関係

これらの結果、太りやすくなってしまうのです。

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リスナーさんからよく送られてくる質問
【ついつい寝る前に食べてしまう…】

これもやはり、太りやすい体質を作ってしまいます。
カラダは、夜10時を過ぎると脂肪をため込みやすくなりますし、
寝る前3時間くらいは食事をしない方が睡眠の質がいいとされています。
 寝る前の食事を我慢できれば、睡眠中にしっかり消化器を休めることができるので、
朝起きた時にちゃんとお腹が空いている状態になり、朝食をしっかりとることができるようになります。

 ちなみに、すでに太っていると、それが睡眠の質を悪化させていることもあります。
例えば「睡眠時無呼吸症」
この症状の多くは、肥満と繋がっていると言われています。
太ると首回りにも肉がついてしまい、
喉がより狭くなり呼吸が邪魔されてしまうからです。
こうなると、睡眠時間はとれていても 質は悪いので寝不足のときのような状態になっています。

痩せよう!という意欲も湧きにくい…
甘いものの誘惑に負けやすい…
そんな方はまず「無呼吸」や「いびき」の対策を優先して考えてみることをオススメします。

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 他にも、海外の痩せている人の生活パターンを調査した結果では、
食や運動よりも「早起きをして朝日をしっかり浴びている」という特徴がみられたようです。
質の良い睡眠には、朝日によって一日のリズムを整えることも重要です。
十分な睡眠時間と朝日で、体内リズムのスイッチを入れ活動的に過ごすことも意識してみてください。

今年の目標にタイエットを掲げている皆さん!
食事や運動だけでなく、是非質の良い“睡眠”にも気を配ってみてください。