ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2020.12.30 放送
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誘惑の多い年末とお正月は、面白そうなテレビが遅い時間までやっていて
ついつい夜更かしをしてしまい、朝寝坊に…。
また近くにお餅やおせちなど、おいしいものがあって
ついつい、つまんでしまう…。 なんてことも。
そこで、、!
【リズム乱れを最小限にするためのポイント】
・夜遅くまで起きているなら過ごす部屋の光は控えめにし、
あまり消化に悪いものや塩分の多いもの、甘いものをとらない。
・朝は一度、普段と同じくらいの時間に起きて光を浴びておくか、
午前中に散歩程度の外出をする。
・1日を通して、だらだらと区切りなく食べない。
・夜は電子機器から離れ、昔ながらの遊びをしてみる。
人間の体内リズムというのは、24時間より少し長いとされているので
夜更かしは割としやすい人が多いとされています。
そうであったとしても、社会的にもズレるわけにはいきません。
そこで、そういったズレを調整しているのが
「光」や「食事」、「社会的な予定・交流」です。
こういった様々な刺激がリズムのズレを調整してくれています。
普段であれば、定期的に刺激がやってくるので、
ある程度、リズムのずれを起こさずに済むんですが、
お正月は定期的な刺激がズレていくので当然、体内リズムも乱れを起こしやすくなってしまいます。
【そもそも自分の睡眠リズムがわからない…】
簡易的に数日の睡眠時間の平均と、普段の平日の睡眠時間と比べてみてください。
もし3時間以上の差があるようなら、
普段の睡眠時間を見直した方がいいということになります。
長期的な睡眠不足は うつや生活習慣病のリスクとなるので、
軽く考えたり、みんなこんなものだと人と比べたりしないようにする意識も大切です。
正確に知るには1週間以上かかります。
年末からお正月は、数日休みがありますので、
時間を気にせず、たっぷり寝てみて
自分に必要な睡眠時間を知る機会を作ってみては?
今年の年末年始は睡眠リズムの乱れを改善して
良い新年のスタートをきれるよう、できることから始めてみましょう♪
では、よいお年を!!