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寝つきを良くするヒント【睡眠Q&A】

ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】  2020.12.23放送

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本日は【SLEEP CONCIERGE】のコーナーに届いた質問、メッセージに
眠りのスペシャリストがお答えしたQ&Aのまとめです♪ 

 

【寝つきを良くするヒント】

Q.「寝る前に楽しい動画を見て笑って寝ると心地良く眠れる」と聞きました。それってホントなんでしょうか?

A.笑うと自律神経の働きからリラックス状態になりやすいですが、
動画だと、画面からの光やこの後どうなるんだろうという未知のワクワク感で覚醒の刺激になってしまうことがあります。
笑うことで呼吸も深くなり、幸福感も上がるのでおすすめではありますが、その方法が合わないということも…。


・わざと笑う、面白かったことを思い出して口角を上げる
・落語を聞く
・泣く     などの方法がおすすめです!

画面を見ない(まぶしくない)、オチがわかっているからワクワク感はそこまでないが面白いという点で落語はおすすめです!
また、「泣く」ことは自律神経という面ではすっきりするものです。
しかし、次の日目が腫れたり…なんてこともありますので
個人的には「笑う」ほうがおすすめです!


【寝つきと体内時計】

眠気に関するメカニズムは複数あり、
「リラックスがうまくできず寝つきが悪い」以外にも体内時計の乱れが原因の可能性も…!
つまり夕食後、夕方・日中、朝の過ごし方と、1日トータルで見直す必要があります。
体内時計はほとんどの方が24時間より長いので
放っておくと夜更かししやすいのです…。


わたしたちの体は、朝日を浴びて体内時計をリセットしています。
そのリセットから約14-16時間後に睡眠に関連するホルモンである「メラトニン」が出始めて、自然な眠気を起こしてくれる仕組みなので、
朝日をしっかり浴びて1日をスタートさせることが大切です。

朝食では「メラトニン」となる材料をとらないといけないので、
バランスよく食べることが重要!

日中は「メラトニン」の前段階の「セロトニン」の活性化のため、
歩行などリズム運動をすることが効果的です♪

は本格的に「メラトニン」分泌のスイッチをいれます。
このスイッチは目から入ってくる光が減ることなので、調光をしていきます!
 
このように1日の過ごし方も夜の寝つきに関連してきます。
寝る時になって焦っても出来ることは
手足あっためるとかリラックスくらいです。
またこの「メラトニン」は加齢とともに分泌量が減ってきます。
うまく眠れなくなったなって方は、より活動と休息のメリハリと体内時計を意識して過ごしてみてはいかがでしょう。

P.S.「早寝早起き」とはよく言われますが…実際は「早起き早寝」の方が正しいのかもしれませんね。