ねむりのコンシェルジュによるお役立ちラジオ
FM京都【SLEEP CONCIERGE】 2020.12.02放送
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押し入れやクローゼットの中に古い布団が眠ったまま…
という方もいらっしゃるかもしれません。押し入れの中は湿気がたまりやすいので、カビやダニの温床になってしまいます。
年末の大掃除に向けて、今年はふとんも見直してみましょう。
古いふとんで問題になるのは、使用や保管による「へたり」です。
掛けふとんの場合は、かさが減っているかのチェックをしてみてください。
かさが減ると、保温力が落ちてしまいます。
敷きふとんの場合は、弾力があるはずなのに床の上に直接寝転んでいるような感触“底つき感”や肩・腰のいたみがないかをチェックしてみてください。
体の上に毛布を重ねても寒い!という時は、敷き布団の方に厚みが足りないということがあります。
「へたり」は、素材によってスピードは違いますが、ふとんは洗濯、保管を繰り返すことでも消耗していきます。
寝具寝装品協会が発表している買い替え目安は、掛け布団でざっくり5年、敷き布団で3年と言われています。
素材によっては打ち直してふっくらとした布団に再生することもできます。
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また保管のサービスもあったりするので、ぜひ活用してみてください。
今の自分のふとんを長持ちさせるためには日々のお手入れが大切です。
ポイントは寝ている間に吸った湿気を飛ばすこと!
こまめに影干しや布団乾燥機でカラッとさせることを意識してみてください。
敷き布団も敷きっぱなしだったり、フローリングに直接敷いていたりすると、
冬は裏面に結露が発生し、カビが生えやすくなってしまうので注意が必要です。
また、掛けふとんにはカバーを付けることをおすすめします。
ふとんの原料よりも先にダメージを受ける側生地を守り、
洗うことで衛生的に保ってくれる掛けカバーは
冬用素材のものにすると、布団のあたたかさをUPすることができます。
しかし掛けカバーはこまめに洗いたいけど、取り付け取り外しが面倒…。
そんな方におススメなのが「襟カバー」です。
「襟カバー」は、汚れやすい襟元だけを覆うので、取り外しも簡単で干す場所もとりません。
手軽に清潔を保ち、家事を賢く時短しませんか?
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数十年前の寝具と今で、わかりやすく進化しているのは「敷き布団」と「枕」です。
綿(わた)ものからウレタンなど素材も豊富で、体圧分散性や姿勢の支持性の高いもの、
軽くて取り扱いしやすいものといった機能性敷き布団も増えています。
今度の休日は、今使っている寝具、また使っていない寝具もチェックをしてみて、自分にあった寝具を探してみてはいかがでしょうか?